少し前に台湾のお茶屋さんにお茶を飲みに行ったんですが、美味しかったです‼
でも、そこまでタクシーで行き、予約でも待たされ、お湯を目の前で沸かし、茶葉を蒸してから飲む…結局着いてから飲み始めるまでに45分くらいかかりました。
台湾には座れるコンビニもあるので、疲れた足を休ませつついろいろなお茶が楽しめます!
そこでここでは、手軽に本場の味が楽しちゃう台湾のコンビニのお茶3選をご紹介したいと思います!
- セブンの淹れたて青茶系メニュー
- ファミマの冷壓鮮萃茶
- 台湾茶葉100%のペットボトル
コンビニ最高峰|淹れたて!セブンの青茶系メニュー
台湾のセブンイレブンでは、「CITY CAFE」というブランド名で青茶・紅茶・コーヒー・タピオカ系ドリンクが売られています。
ここでは主に、台湾にやって来たらぜひチャレンジしてほしい!セブン「CITY CAFE」 の「青茶」系メニューについて紹介します。
台湾のセブンに行くと、店頭に「現萃茶」と書かれた飲み物のメニューが目に留まると思います。
どんなお茶があるか、下のメニューをご覧ください(日本語は本サイトで訳したものです)。
青茶系メニュー:
紅茶系メニュー:
日本語を見ても、何の飲み物なの?なんだかよく分からない!というものがあると思います。
主なポイントを解説していきますので、納得したうえで自分の好みに合いそうな台湾セブンの淹れたて青茶を試してみてください!
「青茶」って、どんなお茶?
「青茶って、どんなお茶?」と疑問に思われる方もいらっしゃると思います。
お茶には主に6種類あって、発酵の度合いにより「緑茶」、白茶」、「青茶」、「黄茶」、「黒茶」に分けられます。
そのうちの「青茶」は、発酵度合いが不発酵の「緑茶」と完全発酵の「紅茶」の中間で、発酵度合いは20%~80%のものを指します。
なぜ「青茶」と呼ばれるかというと、それは茶葉の外観(色)がそう見えるからです。
「青茶」は、台湾では青褐(読み:あおかち。青みの強い褐色)色とされています。
台湾のセブンが使用しているのは、台湾南投県産の青茶です。こんな色です。
この「青茶」は、実は「烏龍茶(ウーロン茶)」のことを指しています。「青茶」 は発酵の度合いで区分するための言い方になります。
では、なぜ「烏龍茶」ともいうのか(紅茶は紅茶としかいわないのに)??と思われるかもしれません。
その理由は、茶葉の形や色が鳥のように黒く、形が龍のように曲っているからとか、中国の「烏龍」という人がたまたま茶葉を発酵させて偶然できたからとか言われますが、はっきり分かっていないそうです。
「現萃茶」、「四季春」って何のこと?
「現萃茶」とは?
中国語で「現」は「その場で」、 「萃」は「抽出」の「抽」の意味に当たります。
それで、「その場で茶葉から抽出したばかりの入れたてのお茶」ですよ、っていうことなんです。
台湾セブンのHPでは、「一定量に包装された茶葉から機械で1度に13杯分を抽出し、さらに4時間ごとにお茶を入れ直すことで常に新鮮でおいしい青茶を提供している」と説明されています。
「四季春」とは?
「四季春茶」のことを指しています。これは台湾で栽培されている青茶で香りが良く、さわやかな味わいと甘みがある人気の高いお茶です。
春夏秋冬を限らず1年に7、8回も収穫できることから、この名前が付けられたそうです。
先ほど紹介したように、セブンで使われているのは台湾のちょうどおへその位置にある南投県産の四季春茶です。
青茶系ドリンクメニューの中からいくつかをご紹介!
一顆檸檬青茶 (レモン果汁1個分入り青茶)
レモン1個分の果汁の入った袋を店員さんが開けて作ってくれます。
すっぱすぎることはなく、一口飲むとレモンのさわやかな味の後に、青茶のほのかな香りも感じられてとてもすがすがしい暑い夏にピッタリの味です。
アイスのみ。1杯台湾ドル60元
好多青茶 (ヤクルト青茶)
こちらは「青茶+ヤクルト」のミックス飲料です。乳酸菌飲料のさわやかな味と青茶の心地いいしぶみの心地よいアクセントがくせになりそう。
無糖でもちょっと甘そうですが、意外と甘くありません。
甘めが好きな方は「半糖(バンタン)」(日本語:微糖)で注文するといいと思います。
飲む前はよくかき混ぜると味がしっかりミックスされ、均一になります。
アイスのみ。1杯台湾ドル55元
四季青 純奶青(四季春茶 ミルクティー)
紅茶ではなく四季春茶で作ったミルクティーです。
ミルクの味の後に四季春茶のさっぱりとした味が感じられます。
ちょっとあったかいものを飲みたい時に、ホットで注文するのもいいかなと思います。
ミルクティーがお好きな方は、一度お試し頂ければと思います。個人的には微糖の「半糖」がいいかなと思います 。
ホット/アイス。1杯台湾ドル50元
珍珠四季春 青茶(タピオカ四季春茶)
こちらは名前のとおり、タピオカが入った青茶です。
烏龍茶は無糖で飲むのがお好きな方は、タピオカのほんのりとした甘みがちょうど良く感じられると思います 。
アイスのみ。1杯台湾ドル45元
「紅茶」系の紹介
統一布丁純奶茶(プリン入りミルクティー)
こちらは何と、台湾で昔から有名な「統一」というメーカーが作っている小さめのプリンが入ったミルクティーです。
ミルクは「瑞穂牛乳」というブランドの粉ミルクではないしっかりとした生乳が使用されているそうです。
プリン自体が甘いのでこちらは無糖がおすすめです。
台湾でしか味わえないと思うので興味のある方は、是非チャレンジしてみてください 。
アイスのみ。1杯台湾ドル65元
一顆檸檬紅茶( レモン果汁1個分入り紅茶 )
レモン一個分の果汁の入った袋を店員さんが開けて作ってくれます。 すっぱすぎることはありません。夏にぴったりなレモン紅茶です。
できたては上が冷たく下は入れたてで温かいので、よく混ぜてから飲んでください 。
アイスのみ。1杯台湾ドル60元
鴛鴦奶茶(コーヒー紅茶)
香港でメジャーな飲み物です。鴛鴦(エンオウ)はおしどりのつがいのことですが、 砂糖と無糖練乳を加えて作るため、この名前で呼ばれているそうです。砂糖はお好みで。
ホットのほうが甘さが強く感じられると思います 。
ホット/アイス。1杯台湾ドル60元
注文時のオプション
一部のメニューは「ホット」と「アイス」の2つからチョイス
上のメニューを見て頂けると分かると思うのですが、一部のメニューは「ホット」と「アイス」の2種類あります。
アイスは氷が入るので、コップが「特大」サイズ、ホットは「大」サイズになります。
「特大」サイズの大きさは、350㎖のペットボトルと比較するとこんな感じです。
甘さは「全糖・半糖・無糖」の3つからチョイス
砂糖多めの「全糖」、微糖の「半糖」、「無糖」の3つから選んでください。
わたしのおすすめは、こちら!
わたしの1番のおすすめは、「四季春 青茶」の「無糖」&「アイス」/1杯 35元(約120円)です。
なぜこれがおすすめかというと、それは何も加えていない、淹れたてのお茶本来の味と香りをまず楽しんでほしいからです!
台湾は暑いので、冷たい飲み物は特においしく感じます。
やっぱり淹れたてだから美味しいです!
しかも、値段もペットボトルのお茶(1本だいたい25元)と10元(37円くらい)しか違いません!
機会があれば、ぜひこちらの台湾のセブンならではの「青茶」を楽しんでみてください。
テイクアウトしたい時は、会計の時に「外帯(ワイ ダイ)」と伝えると、下のように持ち運びしやすいように包んでくれます。
台湾の小さな飲食店では、外からのドリンク持ち込みがOKなところも多いので、少し脂っこいものを食べる時にはこの無糖のお茶を買っていきます。
台湾の小さいお店はお水やお茶が出ないお店がけっこう多いです。
脂っこい料理の後は、やっぱりお口がさっぱりするお茶がおいしいですね。
次のおすすめは、こちらです!
台湾茶葉入り!冷壓鮮萃茶 450㎖
こちらは、ファミリーマートで買える台湾茶葉入りのウーロン茶と四季春茶です。
老舗のお茶屋さん「王徳傳」とのコラボ商品です。
阿里山金萱茶(ウーロン茶)は55元(約193円)、四季春茶は50元(約175円)と普通のペットボトルのお茶(350㎖)の2倍弱しますが、おいしさは2倍以上です!
ペットボトルの表に「冷壓鮮萃茶」と書かれていますが、これは「冷圧殺菌」という製法で作られている、という意味です。
この「冷圧殺菌」という製法は、熱ではなく深海1万メートルの6倍の圧力で殺菌するため、味や色合い、栄養が損なわれることのない最新の技術だそうです。
裏を見ると、茶葉がたっぷり入っているのが分かります。
原料は台湾産の茶葉と水のみです。そのため、賞味期限もたったの20日間だけです。
一口飲むと口の中にお茶のいい香りと甘みが広がります。普通のペットボトルのお茶とは比較にならないワンランク上のお茶です。
ファミマでお茶を買う機会があったら、ぜひ試してみてください!
台湾茶葉100%使用・無糖・無香料のペットボトル
台湾のコンビニにも、いろいろなペットボトルのお茶が売られています。
選ぶ時に1つ注意した方がいいかなって思うのは、日本ではありないことですが、緑茶やウーロン茶のペットボトルにも砂糖が入っていたりすることです!
お茶を買う前には必ず「無糖」と書いてあることを確認するようにしてください。
もう1つチェックしたほうがいいかなと思うのは、「無香料」です。
わたしは個人的には香料で香りが付いているのはお茶本来の香りがかき消されていて好きではないので、こちらも必ずチェックするようにしています。
そして、せっかく台湾に来たんですから、やっぱり「台湾茶葉100%使用」のお茶ですよね!
- 「台湾茶葉100%使用」
- 「無糖」
- 「無香料」
この3拍子そろった美味しいお茶を、ここで少し紹介します。
青茶「茶˳尋味-台灣青茶」
私のおすすめは、こちらの黒松という台湾メーカーのお茶(590㎖)です。
商品名は、「茶˳尋味-台灣青茶」という名前で、100%台湾茶葉を使用しています。もちろん、無糖・無香料です。
上記で取り上げた四季春茶と包種というウーロン茶と同類の青茶(発酵度は15% ~ 30%)をブレンドした、とても口がさっぱりするウーロン茶に近い味です。日本人好みの飲みやすいお茶だと思います。おすすめです。
ちなみに、こちらのメーカーのペットボトルの緑茶は、100%日本の茶葉を使用しています。
御茶園「台湾四季春」と「台湾ウーロン茶」
こちらもおすすめです!
維他露食品の日本式の無糖茶「御茶園」も、日本人には飲みやすい商品だと思います。
こちらは四季春茶です。台湾茶葉を100%使用しています。
こちらは台湾ウーロン茶です。こちらも台湾茶葉を100%使用しています。無糖・無香料です。
四季春茶「茶之初」
泰山というメーカーが出している四季春茶です。
南投縣にはいくつも茶の産地がありますが、その一つでトップレベルの生産量を誇る「松柏嶺」の茶葉を100%使用しています。
ここで採れる茶は「松柏長青茶」と呼ばれ、台湾十大名茶の一つに数えられています。
こちらももちろん、無糖・無香料です。
以上、コンビニでおすすめのお茶3種をご紹介しました!
コンビニで手軽に楽しめる台湾の本場のお茶をぜひ試してみてください‼
あの有名な日月潭の紅茶を飲んでみたい!という方へ
私もこれまで数えきれないほどコンビニに通っていますが、日月潭のペットボトル入り紅茶は今のところコンビニではお目にかかれていません。
こちらは全聯という台湾全土にあるスーパーで売っています。ここ以外のスーパーや五金店(生活雑貨屋)などでも売っていると思います。
こちらも100%台湾茶葉を使用しています。無糖、無香料です。
常温で売っていますので、少し冷やしてから飲むとさらにおいしいと思います。
今、台湾ではお茶飲料ブームで、いろいろなメーカーがこぞってペットボトルのお茶を出しています。
もちろん、日本メーカーの十六茶などのお茶も販売されています。
ちなみに、「健康食品」マークのついたペットボトルのお茶もけっこうあります。
「痩身茶(ダイエット 茶) 」 、「油切(油分カット)茶」など、台湾でも健康志向が高まってきているみたいです。
ペットボトル飲料のキャンペーン
台湾のコンビニではよく、ペットボトル飲料を安く買えるキャンペーンをやっています。
中国語で書かれているので、「何のキャンペーンか分からない」という方のためにどんなキャンペーンがあるのか解説したいと思います。
第2瓶10元
こちらは、「2本買うと2本目が10元になります」というキャンペーンです。
例えば、通常1本25元のお茶が、2本買うと2本目が10元になります。 2本で35元になり、15元もお得になります。
セブンではコカ・コーラの「原萃」シリーズ(香料入り)が10/23までこのキャンペーンをやっていました。
この「原萃」シリーズのお茶は全部で5種類あります。紅茶もありますが、午後の紅茶の方が断然おいしいと思いました。台湾茶をおすすめします。
第2件6折
こちらは、「2本目が6割掛け(40%割引)になります」というキャンペーンです。
通常1本25元のお茶が、2本買うと2本目が15元になります。合計40元で10元安くなります。
ファミマでは「御茶園+特上」シリーズの中から自由に2本組み合わせて購入できるというこのキャンペーンを2019/11/5までやっています。
抽抽楽
こちらは、「指定商品を2つ買うと割引くじが引ける」というセブンのキャンペーンです。
写真がちょっと見にくいのですが、店内に案内が貼ってありました。
この写真に掲載の指定ペットボトルを2本買うと「抽抽楽」(割引くじ)を引けます。
2本目が8.9掛け・7.9掛け・6.9掛け・5.9掛け・4.9掛け・最大タダになります。
わたしもポカリスエットを2本購入してくじに挑戦!結果はこちらをご覧ください。
天気が熱いので、冷たいドリンクが安くなるのはとても助かります。この 「抽抽楽」(割引くじ) は期間限定(2019/07/03~08/13まで)で実施されました。
キャンペーンもうまく使って、台湾のコンビニならではのおいしいお茶を楽しんでくださいね。