先日、台湾最南端の墾丁で旅行中に突然、顔面麻痺になってしまいました(泣)。
最初は気が動転してしまいましたが、どうにか自力で耳鼻科と眼科に行きました。
今回、無保険で診てもらって、治療費が実際にどのくらいかかったのか書きたいと思います。
バカンス中に突然、顔面に違和感が⁉

最初は、「何か左右の目の感覚が違う、日を浴びると片目だけがすごく眩しい」って感じるくらいでした。
ちょっと違和感あるな、と思った次の日の午後に、友人から

と言われ、初めて目だけじゃなくて頬もちょっとおかしい、麻痺してるって気付きました。
元々、次の日に高雄に戻る予定でしたので、その日はそのまま民宿に1泊しました。
3日目になると、顔の片方の目がしっかり閉じられなくなって、手でまぶたを押さえないと目が乾いてしまうようになってしまいました(泣)!
この時は、一体何の病気なのか全く分からず、すごく不安になりました(汗)。

脳に問題あるのかな?
海外だし、どうしよう。。
ほんと、途方に暮れました。
とりあえず耳鼻科に!
お昼にバスに乗って高雄の左営駅に着いたのが、午後3時頃です。
精神的に参ってしまいましたが、これはお医者さんに診てもらわねばと思い、どの診療科で診てくれるのかネットで調べてみました。
その結果、顔面麻痺は耳鼻科で診てくれそうだったので、グーグルマップで左営駅から近くの評価の高い耳鼻咽喉科を検索しました。
幸い、駅から徒歩で行ける範囲で評価の良い耳鼻科がありました。
左営駅のコインロッカーに旅行カバンを預けて診療所に向かうことに。
徒歩で6分ほどで耳鼻科に到着しました。
許英哲耳鼻科という診療所です。

隣にも別の診療所があって、最初、間違ってそっちに行ってしまいました(ちょっと気が動転してた)。
患者さんがたくさんいます。

さっそく受付で診てもらいたいと伝えました。

受付では、こんなやり取りをしました。

你好。我要掛號。
(あの、受付したいんですけど。)



持っていません。」

お金を払うと、番号を言われました。
15人待ちくらいで1時間くらい待ちました。
順番に診察室に入って診てもらいます。

ようやく自分の番が回って来ました。
診察室では、お医者さんとこんなやり取りをしました。


こうこうこうで、、、
目も閉じないんです。
ああ、ちょっと目閉じてみて。。
ちょっと開いちゃってますね。。
これ、うちではどうすることもできないから、
明日、高雄栄民総医院の神経内科で診てもらいなさい。
ネット予約のやり方分かる?
あと、目が開いたままだと角膜が損傷しちゃうから、
このまま眼科に行って診てもらいなさい。紹介するから。
「看護師さん!代わりにタクシー呼んであげなさい。」
「あと、何もお助けできないから、この方に診察料も全部返してあげて!」


ここのお医者さんは、すごく優しくって感動しました!
受付でさっき払った500元を戻してくれ、すぐにタクシーも呼んでくれました!
実際に払った診察料
- 耳鼻科で初診料500元(約1,850円)
- 返金で0元に!
今度は眼科に
タクシーで5分くらいで眼科に到着しました。
タクシー代は春節前の割高料金だったので140元です。

もう夕方18時くらいでしたが、夕方の診察が始まるのは18時45分からでした。
さきに受付を済ませて、ひたすら待ちました。診察は500元かかりました。
診察開始から予約の方がどんどん入って来られ、予約していない私は合計2時間くらい待って最初に目の視力検査をし、その後また待ってようやく呼ばれました。

目薬を出すから眼帯とテープは自分で買うように。」

また目の診察に来るように言われました。
もらったのは人工涙液の目薬で、3時間に1回さします。

「目薬いくらですか?」
と尋ねると、
「初診料の中に含まれるので、かかりません。」
とのことでした。
また、後でクレジットカードの海外旅行保険での請求用に必要かなと思い、中国語の診断書を書いてもらいました。

ホテルの近くの藥房(薬局)で眼帯と眼帯を止めるテープ(30元)、さらにビタミンがいいようなので200元のドイツ製のビタミン剤を買いました。

実際に払った費用
- タクシー代140元(約518円)
- 眼科で初診料500元(約1,850円)
- 診断書120元(約444円)
- ガーゼとテープ30元(111円)
合計 790元(約2,923円)
さっそく耳鼻科の先生に言われた「高雄榮民總醫院」の網路掛號ページからネット予約をしようとしましたが、翌日の予約はもういっぱいでできません!
さすが高雄で評判がいい大型病院は人がいっぱいですね。
でも、ちょっと困ったな。
どうしよう。。
今回、特に困った事
- 外国の見知らぬ土地で、自力で病院を探さないといけない
- 急病で気が参っている時に、現地の言葉で意思や症状を伝えないといけない
- 受診にかなり待たされることもある
- 大病院は自分では予約がすぐに取れない
そうだ、エポスカードの海外保険が使えるかも⁉
どうしようか悩んでいると、突然、思い浮かんだのは、

早速、電話してみることに。