墾丁国家公園という広大なエリア内にある満州郷(「郷」は「市・鎮」より小さい行政区分)という町に、観光客の誘致のために作られたきれいな吊り橋があります。
この吊り橋も、多くの観光客が訪れる人気の観光スポットとなっています。
今回、私は友人たちと恒春半島の美しい東海岸沿いを車でドライブしながら、途中でこの吊り橋にも立ち寄ってみました。
駐車料金・入場料・開放時間
無料の駐車場がありますので、駐車して目の前の吊り橋に向かいます。
トイレもあります。
入場料は、1人20元(日本円で約72円)です。
下が吊り橋の前にある切符売り場です。
開放時間は、朝7:30~夕方6:00(2月は朝8:00~夕方5:30まで) です。
赤と白が映える「港口吊橋」
切符売り場のすぐ目の前に吊り橋があります。
ここの吊り橋は、中国語では「港口吊橋」と呼ばれます。
北から南へと流れる「港口溪」という長さ31.18キロの渓流の河口にあるため、この名前が付けられているようです。
そのため、吊り橋からは海に注ぐ渓流とその先の真っ青な美しい海を一望することができます。
川のグリーンブルーと奥に見える真っ青な海のコントラストが見事です!
吊り橋自体は、長さ80メートル、幅は人が2人並んで歩けるくらいです。
私たちが来たのが午後1時前だったこともあり、吊り橋を渡っていたのは4人くらいでそれほど揺れませんでした。
この川が流れて来る方を見ると、私たちが先ほど車で通ってきた道路(台26線)が見えます。
川でカヌーを漕いでいる人たちがいました。
貸しカヌーもあるようです。
向こう岸が見えてきました。
吊り橋の先は湿原公園
吊り橋を渡った先には湿原公園があります。
吊り橋を渡り終えると、木の板を敷いて作られたきれいな歩道があります。
階段を降りてちょっと湿原公園を散策してみることに。
この歩道をちょっと進むと、海に向かって舗装されていない道が見えてきました。
どこにつながってるんだろう?
林を抜けると、こんな広けた道に出てきました。
方向からすると、この先は海につながっているようです。
前の方に歩いている観光客が見えました。
今回は時間の関係でこの先へ進まず、引き返すことにしました。残念!
今度はしっかり時間を取ってゆっくり散歩を楽しみたいな。
また元の歩道に戻ります。
ここを左に行くと、また元の吊り橋へとつながっています。
この歩道は、真ん中に林を囲んでぐるっと1周するように作られています。
海を見た後に森林浴も楽しめて最高です!
ここからまた吊り橋を渡って戻ります。
山も海も川もすべて同時に眺めることができました!
時間が合えば、夕焼けを見に来るのもいいみたいです。
下の写真は、地元の満州郷公所(役所)HPの写真です。
「港口吊橋」の位置:
私たちは、車で恒春半島の東海岸沿いを南から北上しながら、龍盤公園→風吹砂→港口吊橋の順番で周りました。
貸しカヌーの値段:
貸しカヌーの値段設定は、以下のようになっています。
2人:400元(約1,500円)
3人:500元(約1,850円)
※重量制限:170キロ
時間は無制限で、「漕ぎたくなくなるまで」です。
※砂浜への乗り上げは禁止です。
持ち物や注意点:
吊り橋は直射日光が当たるので、帽子やサングラスがあるといいです。
日焼け止めも塗って行った方がベターです。
海の近くなので風が吹くときもあると思います。
寒さ対策で羽織るものも1枚あると安心です。
あと、湿原公園を歩くと蚊も出ますので蚊よけスプレーもしていくといいと思います。
カヌーに乗る予定の方は、濡れてもいいようにタオルを用意して行った方がいいかもしれません。
所要時間の目安:
吊り橋のみの場合は、写真を撮りながら吊り橋を往復して15~20分くらいで戻ってこれると思います。
吊り橋の先の湿原公園も周る場合は、1時間は見ておいた方がいいと思います。
貸しボートでゆっくりとしたいな~という方は、プラスαで30分~1時間くらいですね(漕ぎたくなくなるまで)。
恒春半島の東海岸沿いも見どころがいくつかありますが、来る機会があったら是非ここも寄ってみて下さい。