台湾移住で家探し!賃貸物件の5タイプと探し方を解説

台湾への移住で家を借りる 生活

台湾への移住を検討されている方にとって、「生活費がどのくらいかかるのか?」はとても気になるところだと思います。

どこに住んでも、生活費の大部分を占めるのは、やっぱり家だと思います。

私は現在、台湾在住ですが、家賃が毎月の生活費の約4割を占めています。

とはいえ、家と言っても壁で間仕切りした安い寮のようなものから一戸建ての賃貸までいくつも種類があり、それぞれ家賃の相場も違います。

ここでは、台湾で借りられる家にはどんなものがあるのか、主な賃貸形式の5つについて紹介します。

また、ここでは主に台北を例にしながら、それぞれの大まかな家賃の目安も紹介したいと思います。

自分に合った賃貸タイプを見つける上で参考にしていただければと思います。

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雅房

写真は「雅房」と「分租套房」両方ある建物。それぞれエアコンが付いてます。

「雅房」とは、トイレ・シャワーが共用で、光熱費も割り勘の、いわゆるルームシェアの物件のことです。

プライバシーに欠けますが、ルームメイトになる現地の人とか外国の留学生と仲良くなれるかもしれません。

賃貸条件は、基本的に「不可開火(ガスコンロの使用不可)」となっています。

電気コンロ等の電気機器は使用できます。

「雅房」に住んでる方たちは、3食外食の方が多いです。

都会は洗濯物を干すバルコニーがあったとしても共用だったりするようです。

2つのランク分けがあります。

一般の雅房

 家の門です。中でいくつもの部屋に分かれています。鍵を持つ住民だけが入れます。

設備は簡易で、家の老朽化したものが多いです。

台所:あったとしても、他の人と共用です。

トイレ:共用

シャワー:共用

洗濯機:共用

リビング:あったとしても共用。

部屋の広さ(台北):3坪~6坪(9.92㎡~19.83㎡ / 約6畳半~約13畳)

家賃:超格安(台北:5,000~6,000元)

光熱費:ルームメイトと割り勘。台湾はエアコンをよく使って電気代がかさむことが多いので、不公平感が元でいざこざになることもあるので注意。

一部の雅房は、アパートの1つ1つの部屋をそれぞれ貸し出す形式のため、共用の台所や机・イスやソファーの置いてあるリビングがあります。

高めの雅房

一般の雅房と違う点:設備が比較的良く、面積もやや広め。

家賃に電気の基本料金や水道代、共用部分の電気代を含む場合があります。

リビング:なし。

後は一般の雅房と同じです。

部屋の広さ(台北):6坪~8坪(19.83㎡~26.45㎡ / 約13畳~約17畳)

家賃の価格帯 :格安(台北:6,000~7,500元)

光熱費:ルームメイトと割り勘。台湾はエアコンをよく使って電気代がかさむことが多いので、不公平感が元で争いになることもあるので注意。

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分租套房

まず、「套房」について説明します。

「套房」の「套」には「セット」という意味があり、これは「房(部屋)」にトイレ・シャワーがセットで付いているお部屋のことを指しています。

すべて共用の「雅房」が嫌な方は、こちらがおすすめです。

光熱費も独立したワンルームみたいな物件です。

ただし、ワンルームと違う点もあります。

「分租」ですので、一戸の物件を分けて「租(借)」する「套房」ですよ、って意味になります。

分かりやすくまとめると、一戸の物件に2つ以上の部屋があって、各部屋にトイレ・シャワーがセットで付いていて、光熱費もメーターがそれぞれ付いています。

ただし、ワンルームと違い、洗濯機は共用の場合もあります。

賃貸条件は基本的に「不可開火(ガスコンロの使用不可)」となっています。

電気コンロなど、電気機器は使用できます。

住んでる方は、3食外食の方が多いです。

リビング:なし。

洗濯物を干すバルコニー付きの物件は少ないです。

一般の分租套房

メトロ(地下鉄)からやや離れた所にあります。メトロから遠いほど安くなる代わりに、遠いと自分で移動手段を用意する必要があります。

部屋の広さ(台北):4坪~6坪(13.22㎡~19.83㎡ / 約8畳半~ 約13畳)

家賃の価格帯 :安い(台北:8,000~10,000元)

高めの分租套房

設備がきれいで、部屋も広め。メトロからも近いです。

部屋の広さ(台北):5坪~8坪(16.53㎡~26.45㎡ / 約10畳半~約17畳)

家賃の価格帯 :平均的。高くも安くもない(台北:10,000~14,000元)

獨立套房

獨立套房とは、自分だけのトイレ・シャワー・洗濯機付きの、独立した1フロアの1LDKの物件です。

洗濯物を干すバルコニー付きの物件もあります。

一般の獨立套房

簡易な台所・リビング付き(開放型)

部屋の広さ(台北):7坪~15坪(26.45㎡ ~49.59㎡/ 約17畳~約32畳)

家賃の価格帯 :ちょっと高め(台北:16,000~25,000元)

高めの獨立套房

設備がきれいで、部屋も広い。

浴槽・厨房・リビングあり。

管理人のいるエレベーター付きマンションです。

部屋の広さ(台北):12坪~25坪(39.67㎡~82.64㎡ / 約25畳半~約53畳)

家賃の価格帯:高い(台北:25,000~40,000元)

公寓

アパートの5階から撮った写真

公寓は、アパートのことです。

日本のアパートのように一戸の中にリビング、キッチン、浴室・トイレ、それにいくつかの部屋があります。

一戸建て賃貸

ちょっと都会からちょっと離れたところなら、一戸建てを丸ごと借りるのもありだと思います。

私が以前住んでいた田中鎮というところでは、3階建て一軒を丸ごと借りてもだいたい13,000元(約4万7千円)くらいで借りられます。

安い物件なら1万元(約3万6千円)以内でもあります。

ただ、あまり安い物件はきれいでなかったり、何らかの問題がある可能性もありますので注意が必要です。

家の探し方

ネット検索で、「租房 + 都市名(台北など)」で検索すると、591房屋交易網といった賃貸物件の紹介サイトが出てきますので、探してみてください。

また、フェイスブックで貸したい物件を上げている大家さんもいます。

こんな感じです。

あるいは「中介」(仲介業者)で紹介してもらうこともできます。

こちらは成約時に手数料がかかりますが、見るだけならタダだと思います。

家を探す時の注意点

上では台北の家賃の目安を書きましたが、場所によって相場が異なります。

地方の都市は台北よりも相場がだいぶ安くなります。予算に合わせて都市を選んでください。

物件の備え付けの家電・家具は、実際に見に行かないと分かりません。

写真だけではわからない事もたくさんありますので、いい物件があったらすぐに連絡して家を見に行くようにします。

家族で住むなら、だれか1人に家を見に行くのを任せたりせず、必ず自分の目で確認しましょう。大勢で見た方が、気づく点もそれだけ多くなります。

できれば、地元の人も連れて行くとサポートして頂けるので頼もしいです。

確認しておきたいことをリストにして家を見に行くと、見落としを防げます。

私は家を見る時、以下のようなことをチェックするようにしています。

ウォシュレットはほぼ付いてない
  • 付近にドブがないか(湿気がすごい。蚊が多い)?
  • 部屋の日当たりはいいか?
  • 風通しはいいか?窓の位置は通風しやすい設置か?
  • 何階建ての何階か?(最上階は夏すごく暑くなる。)
  • 「套房」を借りるなら、部屋の中にきちんとトイレ&シャワーがあるか?
  • 壁にカビが生えていないか(台湾は湿気がすごい。水漏れの可能性もあり)?
  • 前の住民はペットを飼っていたか(芳香剤でごまかす大家もいる)?
  • エアコンは部屋にあるか(問題なく動くか)?
  • 台所・トイレ・シャワーの水圧は十分か?
  • シャワーのお湯がしっかり出るか?
  • 排水口からの異臭がしないか?
  • 害虫のいる痕跡がないか?
  • 不要な家具(汚い・壊れてる・使わないなど)の撤去や処分に大家が応じるか?
  • 冷蔵庫・洗濯機がなければ、購入してもらうよう大家と交渉して同意してくれるか?
壁に水漏れが原因のカビがないかチェック

家に関するいろんな事をできるだけたくさん大家さんに聞いてみてください。

家賃を少し値切ってみたり、「安くしてくれないなら、これ(家電・家具のいずれか)付けてよ!」なんて交渉してみてください。

交渉をしつつ、大家さんの人柄も観察してみてください。

家が良くてもケチな性格の大家は今後、家のことでトラブルに巻き込まれる可能性があります。

家を見に行くときは、家と大家の両方を見るようにして下さい。

この記事が家探しのお役に立てればうれしいです。


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