2021年9月10日、少額の消費でレシートを大量収集して当選金を狙う手法を根絶するため、財政部は「統一発票給奨弁法」15条の条項を改正すると告示しました。
「軌道を逸した少額での大量収集については、当選を無効にし、かつすでに受領済みの当選金についても返還請求を行う」
という内容が新たに盛り込まれる見通しです。
今年の11月8日まで意見募集が行われ、早ければ年内にも施行されます。
審計部(各国家機関に対する会計監査業務を担う部署)の公表した報告によると、直近1年間に100回以上当選した人は64名いましたが、そのうちの2名は何と2,000回以上も当選しており、少額の消費による悪質な大量収集が疑われています。
最近(2020年12月)のニュースで、
高雄で1元、2元のナイロン袋を繰り返し大量購入して5,000枚のレシートを集めた男性のことが報道されました。
そのうち30枚が当選して、合計8,000元の当選金を入に入れたそうです。
こうした軌道を逸したレシート収集による当選は、今後この改正された条項に基づき無効と判断され、返還請求が行われることになります。
この度の改正案では、短時間に異常に密集して発行された少額のレシートが取り締まりの対象となります。
「正常な範囲内における買い物で入手した少額レシートについては、これまで通り当選金を受け取ることができる」とのことです。
「ちまちま買ってレシート集めするのも、ほどほどにしてね。」
ってことですね。
ここからはちょっと余談です。
以前、近くのコンビニにコピーをやりに行った時のことです。
1枚だけコピーやって、他に買うもの何かないかな~と見たんですが、特になかったのでレジに行きました。
レジで払ったのは、コピー代2元(日本円7~8円)です。
レシートを渡されて帰ろうとすると、突然、レジの人が大声で叫びました。
レシート当選するといいですね!
わざと他のお客さんにも聞こえるような大声でした。
どうやら、レシート集めのための買い物だと思われたみたいです。
って叫ばれたって、嫌じゃありません⁉
まあ、お店にとって嫌なお客だとは思うけど、こんな扱いはないよ。
それから、そこのコンビニに行くのはやめました。
まあ、ちまちま買ってく人がたくさん来れば、レジ打ちも忙しくって大変っていうのは分かるけど。
ちなみに、その2ヶ月間のレシートは、1枚も当選しませんでした!
もしかすると、あれは呪いの言葉だった⁉
でも、あそこのコンビニは、もう行かない。